
北欧インテリアをセレクトするライフスタイルブランド「ILLUMS」がSNSギフトを使う理由

株式会社イルムスジャパン
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インタビュー
2022/05/20
北欧プロダクトを中心に、家具や雑貨などのセレクトアイテムを展開するILLUMS(イルムス)では、株式会社ハックルベリーが提供する「SNSギフト」を使用しています。
今回は、そんなILLUMSのブランドや、なぜECを展開するのかなどを、株式会社イルムスジャパン・代表取締役の高際兼一様にお伺いしました。

株式会社イルムスジャパン・代表取締役
高際 兼一(たかぎわ けんいち)
慶應義塾大学大学院コンピュータ・サイエンス専修中退。在学時からスタートアップの立ち上げ、シリコンバレーの大手通信企業でインターンをし、日米でソフトウェアエンジニアとして活躍。さまざまな業種、分野で、ITによる働き方改革、業務改善、開発を手がける。Webアプリケーション開発から業務の自動化など幅広い分野で豊富な経験を持つ。
現在はINSTYLE GROUPのCTO、株式会社イルムスジャパンの代表取締役社長などを務める。
ILLUMSとは
-ILLUMSとは、どんなブランドなのでしょうか?
ILLUMSは、北欧のインテリア用品や家具・雑貨を取り扱うライフスタイルブランドです。
1999年、西武池袋本店に1号店をオープンし、今年で24年目を迎えました。
ILLUMSは私が所属するINSTYLE GROUPに、約3年前にグループインしています。
-ILLUMSでは、どんな商材を扱っているのでしょうか?
ILLUMSは、北欧デザインの家具や雑貨のセレクトショップです。ギフトカタログやオリジナルタオルのような自社製品もありますが、基本的にはさまざまな北欧ブランドの商品をセレクトし、販売しています。
「INSTYLE GROUP」としてのILLUMSブランド
「INSTYLE GROUPにジョインしてから、ILLUMSは大きく変化しました。
その一つが、新たなブランドラインの立ち上げです。
昨年から、これまでのILLUMSを象徴する「ILLUMS BLUE」と、よりモダンでシンプルな「ILLUMS BLACK」、2つのラインに分けて運営しています。」
「素材や木の温もり、居心地の良さ」ILLUMS BLUE

ILLUMS BLUEに関しては、今まで扱ってきたいわゆる「北欧デザイン」を指すカテゴリになります。素材や木の温もり、居心地の良さを大事にする、北欧プロダクトを中心にセレクトしており、安らぎや温かみを感じられるような、ナチュラルなデザインのアイテムとなっています。


ILLUMS BLUE
https://onlinestore.illums.jp/pages/blue
「モダンでシンプル」ILLUMS BLACK

そんなILLUMS BLUE対して、ILLUMS BLACKは、現代的なデザインの最新スカンジナビアンプロダクトを中心に、世界中からセレクトしており、よりモダンで、シンプル、より高級路線のブランドを目指しています。
これまでのILLUMSでは、北欧インテリアを使ったナチュラルで温かみのあるライフスタイルを主にご提案してきました。
しかし一言に「北欧インテリア」と言っても、そのスタイルは様々です。
「北欧インテリア」という言葉にこれまでのILLUMSのようなナチュラルで温かみのあるスタイルをイメージする方もいれば、ユニークで可愛らしいデザインをイメージする方、モダンで洗練されたモノトーン調のスタイルをイメージする方もいると思います。
これまでILLUMSが得意としてきた「ナチュラル」や「可愛らしい」ライフスタイルは引き続きILLUMS BLUEでご提案していき、「ILLUMS BLACK」では新たにシンプルモダンなライフスタイルをご提案していくことで、これまでILLUMSでお買い物をしたことのない方々にもアプローチをしていきたいと思っています。


https://onlinestore.illums.jp/pages/black
デザインと安定性が魅力。ShopifyでEC運営をする理由
-ILLUMSは、2021年から青山に新店舗を開店するなど、北欧ライフスタイルブランドとして広く活動しています。実店舗だけでなく、ECも活用してブランド展開していく理由についてお聞きしました。
参照:VOGUE|ライフスタイルストア、イルムスが青山に新店舗をオープン。新ラインもスタート。
ILLUMSでECを立ち上げた背景をお聞かせください。
ILLUMSがグループインした際、既にECはあったので、立ち上げたのではなく引き継いだ形になります。
ただ、当時ECの売上はそこまで大きくありませんでした。そこで、ギフトカタログ事業に力を入れるなど、3年前からECにもテコ入れをして、成長させ今では、月の売上で比較すると当時の10倍くらいの売上になっています。
デザインの自由度やインフラの安定性を求めてShopifyへ
ILLUMSがグループインした当初のECは、大手向けASPカートサービスを使ってサイトを運用していました。ですが、システムの古さなどもあり、更新がなかなか難しいなど問題が起きてしまい、移行を検討し始めました。そこで国内のカートASPなども検討しましたが、デザインの自由度やインフラの安定性などからShopifyを選びました。
特に、Shopifyはインフラの安定性に優れていて、他社サーバーだとアクセスが集中した際に落ちたりして面倒な場合もあるのですが、Shopifyにはそれがない。
また、移行を検討していたタイミングが、ちょうどShopifyがローカライゼーションをサポートし初めていた時期で、Shopifyでもやっていけそうだと確信して移行しました。
Shopifyに移行した後のリデザインは、ハックルベリーさんに依頼させてもらいましたが、ブランドのイメージを綿密なコミュニケーションでしっかり共有でき、非常にスムーズにリデザインできました。
ILLUMSがSNSギフトを使う理由
SNSギフトを導入した背景
-今回SNSギフトを導入していただいた背景を教えてください。
ILLUMSは、ギフト需要が多いです。しかし、現状のギフト運用では「Shopifyでギフトを送ると、誰から贈られたのかが、わからなくなってしまう」などShopifyの仕様上の問題点がありました。
例えば、AさんがBさんにカタログギフトを送りたいと思った時、送り主はAさんにする必要があります。ですから、現状は、「請求先住所にAさんの名前」を入れてもらい、「配送先にBさんの名前」に設定してもらう必要があります。
また、上記のように対応してもらっても、Amazon Payで決済するとできなくなってしまったり。
なので、決済ページに
「自分を送り主にしたい場合は、請求先住所に自分の名前を、配送先に贈りたい人の名前を入れてください」「ギフトを贈る際はAmazon Payを使わないでください」
と、注意書きを入れていますが、見逃してしまう方も少なくありません。
ですから、現状はすべての注文を人がマニュアルで確認して、怪しいものは連絡をとるなど対応していますが、それでもカバーしきれないケースが出てきてしまいます。エラーがあった際は、メール、電話などで確認を取っていますが、ギフトはその特性上「いつまでにほしい」というのが決まっていることが多く、期日との戦いになります。
この、ギフト運用をもっとわかりやすく、かつLINEで贈れるなど、もっとユーザーにも使いやすい設計にするため「SNSギフト」を導入しました。
Shopifyギフトをもっと使いやすく
-SNSギフトは、住所がわからなくてもギフトができる「ソーシャルギフト機能」とギフトラッピングやメッセージカードを送れるようになる「通常のギフト機能」どちらも用意していますが、今後どんなギフト機能を期待していますか?
まずは、既存のギフト機能をもっとお客様が使いやすいものにしたい、と思っています。
その上で、LINEなどのSNSで、簡単にギフトを贈れるようにして、もっと多くの人にギフトを使ってもらえるようにしたいです。
それから、ILLUMSのギフトカタログは、結婚の内祝いや出産祝いなどに使っていただくことが多いので、5月アップデートで追加予定の複数配送機能には期待していますね。
これからのILLUMS
-ILLUMSは、今後どのようなブランドとして運営していかれるのでしょうか?
ILLUMS BLUE、ILLUMS BLACKそれぞれのブランドの魅力をこれからも広げていきたいと思っています。
ILLUMS BLUEでは、「ギフトカタログなら、ILLUMSを贈れば間違いない」と思ってもらえるようなブランドになり、ギフトカタログを受け取った方の心が弾むような体験を提供していきたいと思っています。
また、ILLUMS BLACKで主に取り扱う家具は、高価格帯のアイテムが多いこともあり、ECだけで即決購入してくれる人はなかなかいないと思いますから、実店舗とECを使って売っていければと思っています。
ECでILLUMS BLACKの魅力を伝えて、実店舗で売れていくサイクルを作れればと思っています。
ILLUMS BLUE・ILLUMS BLACKでそれぞれターゲットは変わってきますが、それぞれがお客様の日常を飾るアイデアになればと思っています。








